














アフリカ東海岸の西インド洋に浮かぶマダガスカル共和国。島に生息する動植物の約8割がマダガスカルのみに生息する固有種。特異な生態系を持つ島としても知られる。
マダガスカルの民に信仰された「森の精」を現したものとして伝えられてきた樹皮面。
樹皮の成りを巧みに活かしこぶや鱗を上手に利用し精霊の顔を表現。ちりちりっとした樹皮の風合いを際立たせるため表面に樹液のようなものを塗り研磨。
稚拙な造りではありますが見れば見るほど不思議な造形。初めてこの面を目にしたとき少々の怖さと共に「こんなものもあるのか!」と感動も覚えた。
面上部額の辺りに木割れ、顎の下に欠け、面上部に二ヶ所・側面に二ヶ所の計4ヶ所紐を通すような穴有り。
全体的に擦れや汚れ、細かな欠けや裂け、塗料の剥離もございます。裏面には薄紙を張り茶色く着色してありますが額部、顎辺りに剥離が見られます。
アンティーク品に付き、細かな点が気になる方、完璧な状態のお品をお求めの方はご遠慮下さいませ!
サイズ : H26cm W14cm D6cm